10月のindex
01日プロ野球、四国に独立リーグ発足
02日オレオレ詐欺の被害額、去年を超える
03日自衛官、パチンコ店に放火
04日49才男、女子高生を連れ回す
05日センター試験初日出願数、前年より3000人減
18日立ち読み注意され刺殺
21日台風23号、過去10年で最大の被害
26日飲む中絶薬、輸入制限へ
27日ツムラ、金属片混入の恐れで入浴剤回収
28日38歳息子、親子げんかで父死なす
29日フグを自分で調理した男、食中毒に
以前のニューストップへ
10月01日
プロ野球、四国に独立リーグ発足


 プロ野球オリックス元監督の石毛宏典氏(48)が30日、既存のプロ野球組織と一線を画する独立リーグを四国で立ち上げると発表した。各県にチームを置き、選手を17歳から24才で大リーグやプロ野球を目指す選手に限定、育成リーグの色彩が強い。

 前(9月28日)にも言ったように、四国には今までJリーグチームも野球チームもなく、ちょっと寂しかった。なのに最近徳島ヴォルテスの発足に野球リーグ発足などいきなりにぎわしくなってきて驚きを隠せない。

 まぁ四国に新リーグを置く理由はわかる。今までチームのなかった四国ならば固定ファンも少なく、新リーグのチームに愛着を持ちやすいはず、という理由であろう。

 しかし…お客さん入るんだろうか。例えば高知県で試合があったとして、その試合を高知県人以外が見に行くのはしんどくないだろうか。四国内の他の県でも高速で2時間かかる。四国以外からなら瀬戸大橋渡ってこないと行けないわけだ。

 その上高知県は人口も少ない。老人もやたらと多い(高知県人の76%は70歳以上である)。つまり観客として考えられるのは高知県の老人のみなのである。

 だが観客が老人ばかりの野球場など覇気が全く感じられないし、試合ごとにファールボールによる死人が出るわ、観客席でのお漏らしが多発するわで散々であろう。長い目で見てとても立地がいいとは思えないのだが…新リーグはまさに育成のためだけのリーグで、観客など大して求めてないってことなんだろうか。これでは未来ある選手がちょっと可哀想である。

 どうせ立地条件の極悪な四国に作るなら、もっと罰ゲーム的なものにすればいいのだ。新人だけでなく各球団の二軍もこのリーグに参加させ、活躍するものがこのリーグから脱出できるようにすればいい。空席&老人&お漏らしという地獄絵図を目の当たりすれば、いやがうえにも頑張りたくなる筈だ。

 また試合後もMVP選手にインタビューするのではなく、一番活躍しなかった選手にインタビューすればいい。なぜ打てなかったのか、あるいは打たれたかを納得行くまで蛇のようにしつこく聞きまくれば、選手は最後には泣き出すであろう。
 しかしそれによって選手は必死で努力するようになり、その姿は万人に感動の渦を引き起こすであろうし、新人は勝負の厳しさを知ることができるわけである。

 この四国監獄島リーグ、ぜひ実現させてほしいと思う(見に行かないけど)。


10月02日
オレオレ詐欺の被害額、
去年を超える


 警察庁の調べによると今年7月の時点でオレオレ詐欺による被害総額は77億円で、去年の被害総額43億円をすでに上回っている。オレオレ詐欺の形態は主に交通事故示談金、サラ金の借金返済、妊娠中絶費用などにわけられ、手口は巧妙になってきている。例えば警察官役、事故にあった被害者の家族役など複数人が登場することがあり、また本人も泣いていたり、動転したりしていて声が出なかったりと、本人だと確認しにくくする工夫が凝らされている。そのうえここに情報漏れによる本当の名前が絡んできたりするらしい。そして背後には闇金融の厳しい規制を嫌って流れてきた暴力団関係者などがいるらしい。

 オレオレ詐欺も巧妙になってきたものだ。一番巧妙になった点は「オレオレ」といわなくなった点であるが、オレオレ詐欺の一番の魅力は、何も用意しなくともオレオレというだけで詐欺が働けるという手軽な点にあったはずである。

 なのに最近の方法ではでは本人或いは家族の名前を知らないと働けず、初期のオレオレ詐欺のような手軽さも、華麗に心のスキマを突く美しさも全くないのである。美学を忘れ実利のみにはしる昨今の風潮が、こんなとこまで来ているとは悲しい限りである。

 次に複数人で実行するところも巧妙な所である。しかし悪事を働くものは孤高でなければならない。それなのに数人で群れたり、小道具を用意したり、恥ずかしくないのだろうか。暴力団組員達が電話の裏で

「俺警官やるわ」

「え〜じゃあ俺加害者やろ」

「おいおい、俺被害者の夫かよ!一番演技難しいじゃん!公平じゃないよ!」

「じゃあどうすんだよ。しょうがねえじゃん」

「利益の取り分に差をつけようぜ。」

「おいおいそりゃないぜ!それこそ公平じゃないじゃん!」

「うるせえ、やくざが公平とか抜かすな!」

「おい待て待て、平和的に行こう。じゃんけんで決めようや。」

「ちっ、わかったよ!じゃあいくぜ、勝った者から役決めるんだからな!後出しは指つめろよ!田舎チョキは認めねえ!グーチョキパー同時出しは…」

「お前いちいち細かいんだよ!いくぜ、じゃ〜んけ〜んぽい!!あ〜いこ〜でしょ!しょ!しょ!しょ!やった〜〜!おれ、警官ね!」

などとしているのかと思うと幻滅である。悪党は孤独だったり渋くたりしないといけないのだ。そういった類の魅力のない悪党に生きている意味はない(迷惑って意味があるか)。

 悪党ならば以上の様な男らしくない詐欺を行ってはならない。男なら小細工はせずに堂々と「オレオレ」といい、疑われたら小細工をせず即電話を切るという男気あふれる犯罪を心がけてもらいたい。


10月03日
自衛官、パチンコ店に放火


 佐賀県警神崎署は2日、パチンコ店のトイレを燃やしたとして器物損壊容疑で、佐賀県三田川町、陸上自衛隊目達原駐屯地所属の二等陸軍曹、首藤直喜容疑者を逮捕した。調べに対し「負けた腹いせに火を付けた」などと話しているという。調べでは同県のパチンコ店のトイレで、ビニール袋などに火をつけ、便器周辺の給水管等を燃やした疑い。

 すごい。世の中がイチローのメジャー最多安打記録達成に寄っている時に、この犯罪である。もうなんというか、ものすごい。イチローが記録達成を目前にしているとき、彼はパチンコで大負けしていたのだ。イチローが打席に立ち歓声に包まれているとき、彼はパチンコ台を蹴っていたのだ。そしてイチローが記録達成の余韻に浸っているとき、彼はトイレにうずくまりビニールに火を付けていたのだ。

 皆イチローに夢中で彼のことなど気づいてさえいまい。だが、あえて言わしてもらおう。本当に人々が知らなければならないニュースは、イチローのニュースよりもむしろこの情けない放火犯のニュースではないのかと。

 イチローのニュースは全国紙でもトップを飾ったが、ちょっと待て。野球が好きじゃない奴たくさんいるだろ。例えば女性の大半(100%)はそうじゃないのか。君たちは野球よりも裏番組に興味があるんじゃないのか。女性は、夫や父親が野球を見ようとすると、これ以上は無理なほど顔をゆがめて(もともとゆがんでいても)いかに野球がつまらないか、自分が興味がないかを力説し、政治になぞ興味もないくせにこんな時ばかり民主主義を振りかざすではないか。娘と妻に手を組まれた夫は別室、あるいはラジオにて野球を観戦する羽目になるか、観戦を断念させられるかのどちらかではないのか。

 男でも野球に興味がないものは多いし、あっても裏番組でグラビアアイドルが水着になればそっちを見るくらいのもんであり、暇だから見てるんです、的な要素が強いではないか。

 つまりイチロー記録更新で騒いでいる人々の多くは単なるミーハーであり、そういう人たちにとって今回の記録更新のニュースは「今日だけなんだか騒げるヨ」以上の意味はないのである。そんなニュース見るだけ、読むだけ無駄なのである。

 そんな無駄な時間をすごすなら、放火犯のニュースでも見て教訓を得たほうがはるかに有益である。人が成功より失敗から物事を多く学ぶことから考えても、イチローより放火犯のほうがはるかに多くのことを我々に教えてくれる。

 イチローは、大志を抱く、努力を積み重ねる、周りに左右されず自分を貫く等、多くの大事なことを私たちに教えてくれる。しかし多くの人々は、過ぎた野望を抱かず、過労死しないようほどほどに努力し、皆に合わせて生きていこう、としているためにあまり参考にはならない。それに比べて放火犯は、博打の怖さ、煮詰まった人間の性質、火の付け方・トイレ編など、我々の生活にフィットした情報を与えてくれるのだ。

 情報が溢れるこんな時代だからこそ、世間に流されず有益な情報を選択して行きたいものだ。


10月04日
49才男、女子高生を連れ回す


 茨城県警は三日、女子高生を脅して丸一日連れ回したとして、茨城県の無職杉山春雄容疑者を逮捕した。調べでは杉山容疑者は二日午後二時半ごろ、自転車で塾に向かう県内の高校生一年生の女子生徒に因縁をつけ、「騒ぐと殺すぞ」と脅迫。自転車に二人乗りして約五キロ離れた自宅まで連れて行き、軽自動車に乗せて県内や栃木県内を連れ回した疑い。

 この手の犯罪が最近多い気がする。またか、と思うのは私だけではあるまい。だが…よく考えて欲しい。もし連れ回すとしたら、相手に女子高生を選ぶのは至極もっともではないだろうか(犯人男の場合)。

 まず連れ回す相手が男子高生ならどうなるか。考えること自体気が進まないがあえて考えると…やはりものすごいつまらない。助手席に坊主頭の汗臭い生き物がいたからといって喜ぶものがいるのだろうか、いやいない。この説には自信がある。しかし不思議なことに、仮に男子高生がオサゲで石鹸の香を振りまいていても興味がわく気が全くしないのである。

 では男は男でも中年ならどうだろうか。中年には若者にはない魅力が盛りだくさんである。1.話題が豊富 2.ダンディ 3.油っぽい などなど、男子高生よりははるかに優れている。にもかかわらず、隣に座られると男子校生がまだましだったと思えてくるのはなぜなのだろう。

 やはり性別が問題なのだ。ここは女性でなければ始まらない。では女子高生ではなく、もう少し若い女性、赤子ならどうであろうか。赤子ならば手間もかからず、食費もかからず、文句も言われない。しかしひとつ問題があるとすれば話が弾まないことであろう。

「どこに行きたい?」

「あばぁ〜」

これでは会話にならない。赤子に喋らすのは無理であるが、こっちがレベルを下げれば会話できる可能性はある。

「うばぁ〜?」

「あばば〜」

「ぶ〜!」

「あぶ〜」

これなら会話が成立したといえなくもない。しかし一抹の虚しさが残るのはなぜだろうか。

 やはり若すぎると女性の性質が前面に出てこないようだ。では老婆ならいいのかと言うと、これが赤子と同じ問題に直面してしまうのである。つまり年はとり過ぎてもとってなさ過ぎてもいけないのだ。そう、話ができる女性は女子高生(黒は除く)しかいないのである。

 このように、どんなに理不尽に見える事件にも必然性があるものなのだ。可憐な女子高生が厚顔無恥な中年女性になるのにもきっと必然性がある。そう思わないと泣けてきます。


10月05日
センター試験初日出願数、
前年より3000人減


 来年一月に行われる大学入試センター試験の出願受付が始まった四日の出願者数は8511人であり、前年を3215人下回った。入試センターは「初日が仏滅だったため、演技を担ぐ受験生が敬遠したかもしれない。」としている。

   日本の未来が危惧される記事である。仏滅を気にする人間がこれから社会に出て日本を支えていくのかと思うとあまりにも心細いではないか。いや、ここで勘違いされては困るのだか、私は何もその小心さを批判しているのではない。小心は用心深さにも通じる、むしろ好ましい性質だと私はかんがえる。私が批判したいのはその中途半端さなのである。

 仏滅のような非科学的なものでも考慮に入れるというのならばどこまでも入れるべきだ。

 受付期間は十五日までなのだが、まず偶数日は除かれる。なぜなら日本では古来より、三月三日、五月五日、七月七日などを考えてもわかるように奇数は縁起がよく偶数は縁起が良くないと考えられているからだ。

 次に五日は「ご」→「誤」に通じてよくない。

 七日は一見縁起がよさそうだが、「しち」→「死地」となり受験場に行く気がしない。

 九日はいわずもがな。

 十一日は「じゅういち」→「重胃血」に通じる。ナーバスな受験生ならばこのことに気づくだけで胃炎+吐血ものであろう。

 では十三日はどうか。キリストは13番目の使徒に売られ、処刑されてしまったではないか。キリストは三日目に復活出来たが、受験生の復活は早くても一年後なのである。

 それならばと十五日にしようとしたところで、「じゅうご」→「重誤」となれば、これはもう試験を受ける人間にとって到底受け入れられる日ではない。

 このように徹底すれば試験を受ける日などなくなってしまうではないか。それならば最もましな日を選ぶしかない。それは…そう、仏滅なのである。試験場にはもともと神も仏もいないのだから。



10月18日
立ち読み注意され刺殺


 17日午前二時ごろ、名古屋市内のコンビニの駐車場で立ち読みを注意した男性(35)が注意された男性(22)に刺殺された。容疑者は店内の通路をふさいで4人で雑誌を立ち読みしていたことを注意され、店外でも注意されたことに逆上して刺したと供述している。

   刺し殺された人にとっては納得できない結果であろう。正義感から注意して逆に刺し殺されるのだ。犯人は血も涙もない鬼であろう。

 というような事を平気で言う人間を私は信じることは出来ない。本当に血も涙もなければそれは鬼ではなく(鬼には血も涙もある)、むしろミイラであろう(水分がなさそうだ)。いや、犯人が悪いというのには勿論依存はないが、犯人はただの人間であり、その気持ちは想像に難くないということだ。

 22歳無職である。そりゃあもう日頃からなにか溜まっているはずだ。表面的にどう見えても、彼の自己評価はものすごく低い。そんな彼に出来るのは自己評価(つまりはよくある世間的な評価)なんか気にしていないと自分に、他人にアピールすることぐらいだろう。

 だから頑張って(?)世間の目など気にしていない振りをしていたところを、注意されたわけだ。注意されるまでもなく、彼は自分のしていることが人の迷惑になっていることや、みっともないことは他の誰よりわかっているのに。

 皆経験があると思うが、自分でもわかっていることを他人から言われるのは物凄く腹立たしい。わかってても出来ないから、あるいは人には言えなくても理由があるからこうしているのに。勉強しようと思いつつも踏み切れずにだらだらしている時、親に「勉強しなさい」といわれた腹立たしさは誰しも経験するところであろう。とてもじゃないが勉強しようって心理状態にはならないはずだ。私の親もこの手の注意を繰り返すため、私はもう14年も勉強する気が起きず大変困っているが、注意している人間は100%善意のつもりだから始末が悪い。

 その上、彼は店を出てからも注意されている。店を出たんだから、どんなにふてぶてしく見えても彼は既に折れているのだ。ふてぶてしいのは、もう何年間も負かされ続けてきたものにまた負かされている、ということを認めたくないからであり、何も感じていないからでは決してない(ただし、中年女性は別)。感じたら負けだから感じてないように見せているに過ぎない。負かされるのがゲームならやめればいいが、人生では逃げようもないのだ(…本当は逃げられると思うが)。

 つまり彼は、毎日負けたと感じさせられているのに、さらに顔面を押さえられて負けを見せつけられ、頭を下げても許してもらえず、「負けましたと声に出して言え」と迫られたのである。

 …あなたは本当に刺さない自信がある?

 もう一度いうが、注意した人を責めている訳では全くない。100%刺したやつが悪い。だが、良いか悪いか決まったら、あとは無責任に悪いやつを批判して終わりって、ほんとどうかと思う。特に最近のテレビのコメンテーターとか…お前らブタだよ。


10月21日
台風23号、過去10年で最大の被害


 日本列島を縦断した大型台風23号による被害は、21日1時現在、死者56人、行方不明者27人となり過去10年間で最大の被害となった。また一年で上陸した台風の数はこれで10個目となり1990年、1993年の6個という記録を大幅に更新した。

 その遅い上陸時期もあって、各地で大きな損害をもたらした台風23号だが、この台風にはもうひとつ注目すべき点がある。それは名前だ。最近は新聞やインターネットでも台風の名前が号数の隣に表示されているからもう知っている人もいると思うが、その名も「トカゲ」である。

 …なんと中途半端な名前だろう。迫力がない、ユーモアがない、ひねりがない。馬鹿にすることさえはばかられるようなインパクトのなさ。「トカゲ」という名を聞くたびにそこはかとない不安感と怒りに駆られるのは私だけではあるまい。

 以前(9月27日)に触れたが、やはり名前をつける以上はしっくりくるものをつけてほしい。だが、今のアジアの台風の名前はリスト方式でつけられているため、自由に決めるわけにはいかないようだ。リスト方式とは、北西太平洋領域で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会の14カ国が、それぞれ10個単語名を持ち寄り、ランダムに選んで名前にする方式で、141個目からはまた循環するというやり方である。

   つまりこれから先どんなにしっくり来ない単語が現れても、それは台風委員会のせいなのである。愛国者を自認する私は日本のセンスを問うべく、そのリストを目にした。

えーとまずは……ウサギ!?

 あの荒々しくて男らしい台風の名がなぜ、平和ボケした生き物代表、うさぎなのか。覇気のない生き物代表、色白で弱いしいウサギなのか。逃げ足だけは早い、そのくせかけっこで亀にさえ負けた情けない生き物代表、ウサギなのか。

 いくら台風が嫌われているとはいえ、これではあんまりじゃなかろうか。台風委員会は、台風委員会のくせに台風に恨みでもあるのか。

 と、思っていたが、そうか、思い出したぞ!うさぎは性欲が盛んで、一年中発情期で、放っといたら一日中セックスしてるから雑誌プレイボーイのシンボルになったということを。その荒々しさ、タフさは確かに台風に通じるものがある。いや、台風はどちらかというと激しく短期間、ってタイプだから…むしろ…ウサギが上といえるのではないだろうか!?

そうか、台風委員会の人々は抜群の名前をつけるべく頑張っていたのだ。今まで疑っててすいませんでした。


10月26日
飲む中絶薬、輸入制限へ


 国内未承認の「飲む中絶薬」がインターネットを介した個人輸入で出回り、健康被害が懸念されるとして、厚生労働省は25日、医師の処方なしで輸入できないよう規制すると発表した。自己責任で輸入する薬へのこうした措置は異例。この薬はフランスで開発された「RU486」(成分ミフェプリストン)で、インターネット上では中絶一回分の値段は1万円程度。

 ネット上で手に入れた薬で中絶。なぜこんな明らかに危険なことを平気でしてしまうのだろうか。

 私はそれはインターネットの特殊性によるものだと思う。インターネットはそれを使用しているとき、使用者を一人にする。人間の道徳や良心の大半は人間が集団の中に、つまり社会の中に存在するとき大きな効力を持つ。人は精神的に孤立したとき、社会的規範を一切失ってしまう可能性がある。

 殺人を行うものは一人で考えるから自分の行う行為の重要性に気づかない。虐待を行うものは一人だから他の道が見えない。オナニーする者は一人だからこそコンニャクやカップラーメンを使うのだ。我に返ったとき一番後悔するのは自分だというのに。
「おい…それ間違ってないか?」
その時他の誰かがそう言っていれば、これらの愚かしくも悲しい出来事は回避できたのである。

一人で寂しそうな人を見たら

「君は一人じゃないんだ」

そう言ってあげましょう。


一人でオナニーしてる人を見たら

「ばか、手伝ってやるョ!」

そう言ってあげましょう。


 神様、どうか、この世から寂しい人が一人もいなくなりますように…


10月27日
ツムラ、
金属片混入の恐れで入浴剤回収


 医療メーカー「ツムラ」が販売する薬用入浴剤、「きき湯クレイ重曹炭酸湯」の製造元「日本酵素薬品」は26日、金属片が混入した可能性があるとして商品の自主回収を始めたと発表した。長さ3〜4p、直径1.5oの針金状の金属片5、6本が混入した疑い。

 全く、なぜこんなことが起こるのか不思議でしょうがない。よりにもよって針金である。こんなものを…一体なぜ回収するのだろう。私にはそれが不思議でならない。商品の説明にははっきりと

「きき湯 クレイ重曹炭酸湯」は、温泉ミネラルと炭酸ガスの温浴効果でからだをケアする機能性入浴剤です。

そう書いてある。私の記憶が確かならば「ミネラル=無機質」だったはずだが。針金ってモロ、ミネラルではないのか。なぜ回収する必要があるのかわからない。

 だいたいそこらの入浴剤なんぞ、ミネラルなんかお情け程度しか入ってないではないか。針金一本っていったら破格の量だと思うのだが。コンビニで「松茸入り茶碗蒸し」買って、松茸が丸々3本入ってたらかなり嬉しいと思う。なんで松茸はよくてミネラルはだめなのか。

 思うに、本当は誰もミネラルのこと好きじゃないんじゃないのか。なんとなく体にいいと思っているだけで、ミネラルが何なのか日頃から考えていないから、いざ目にすると戸惑ってしまうのだ。まあ、あれだ。日頃は牛肉とか平気で食べてる人間が、牛が殺されるところを見て野蛮だと思うようなものかもしれない。全く軟弱な態度であり、とうてい許すわけにはいかない。

 そんな軟弱者に、私はむしろ「針金風呂」を推奨する。これならばミネラルの重要性を肌で感じることが、いや刻み付けることが出来るであろう。


  ミネラル万歳!!


10月28日
38歳息子、親子げんかで父死なす


 高知県山田署は27日、親子喧嘩で父親(72)に暴行し死亡させた障害致死容疑で、38歳無職の男が逮捕された。調べによると同容疑者は同日午後一時半ごろ、自宅の庭で父親に自分を車で送るよう頼んだところ、断られたことに激高。父親の肩の辺りをつかんで振り回し、その場に倒すなどの暴行を加えたところ、心臓に疾患があった被害者が苦しみだし、病院に搬送されたが午後3時に死亡が確認された。

 痛ましい事件である。子供が親を殺すなど、本来決してあってはならない事件だと思う。だいたい72歳の人間に暴力を振るう神経がわからない。ひどく陰惨なこの事件、しかし「老い」という視点から見ていった場合また違ったものが見えてくる。

 というのは、この事件を起こしたのがもし「父親42歳、息子17歳」であったらまた別の様相を呈していたと思うのだ。もしその年齢の親子ならば「不良気味の息子とちょっと情けない父親」程度であって、まあ父親に暴力を振るうのもよくある話に過ぎない。

 だからこの事件をそんなに特別視することはないのではないか。例えば、小学生の女の子が遊びながら母親の作るご飯を待っているというほのぼのした状況も、仮に母親92歳、女性52歳まで続けると

「鬼娘!実の娘が実の母親を長年虐待!!」

になってしまうし、6歳ぐらいの男の子と父親の「プロレスごっこ」なども50年後には

「全身24ヶ所骨折!!56歳男が父親を暴行、殺害!」

になるだろうし、また幼稚園などで、幼児が男の先生に群がって飛びついたり蹴ったりしてふざけている光景を目にするが、これも園児が17歳、先生42歳でかつ繁華街などで行われた場合、

「また出た!止まらぬおやじ狩り!!」

などといわれてしまうだろう。どれもこれも年齢によって意味が大きく変わってしまうのは、全くおかしな話である。

 つまり、年齢にとらわれ過ぎているとその事件の本当の姿は見えなくなってしまうのだ。そのようなものに囚われることなく、物事の本質を見つめていかねばならない。だから知り合いの男性の女性に対する趣味に、何かしら年齢的な偏りがあったとしても、そこは大目に見ていくことを強く強く勧めたい(特に私の知り合いに)。


10月29日
フグを自分で調理した男、食中毒に


   高知市保健所は28日、自分で釣って調理したフグを食べた市内の60歳代男性が食中毒症状を発症した、と発表した。同保健所によると、24日、男性が同市沿岸で釣ったフグ一匹を家族と一緒に煮て食べたあと、この男性だけがおう吐、手足の痺れを訴えた。フグの種類は不明。男性は既に回復しているという。

 どうして、やってはいけない事をするのか。こうなることは目に見えているのに。全く、無謀を通り越して愚かだとさえ言える。

 だが…本当にそうなんだろうか。彼はただの愚か者なのか?

 この男性、なんだかんだいっても60歳代、分別は十分ある年齢だし、しかも釣りをたしなんでいる事から考えても、フグの危険性については十分知っているはずなのだ。そんな人間がただ愚かさからこんなことをするはずがない。

 それに、家族も家族でなぞが多い。食事の前に男性から魚がフグであることは絶対に聞いていたはずなのに、なぜ食ったのだろうか。

 私が思うに、彼らが求めたものはスリルだったのではないか。しかも、正真正銘、生きるか死ぬかという、本物のスリルである。

 彼らの気持ちはよくわかる。最近の日本にはスリルというものがまるでないからだ。流行の絶叫マシーンにしてもバンジージャンプにしても、計算に計算を重ねての安全設計であり、死に直面したときに感じるような本物のスリルは全く味わえないのだ。

 この嘆かわしい風潮は、ひとえに最近の若者の軟弱化によるものである。つまり、日本からスリルが無くなった理由は若者が本物のスリルを求めなくなったことによる。

 彼らは一見、退屈な日常の中で刺激を求めているように見える。が、それは単に格好だけのことであって、本心は「いつまでも安全に守って欲しい」という甘ったれたものなのだ。

 その証拠に、彼らにバンジージャンプをさせてみればいい。軟弱な彼らはきっと、命綱無しには飛べさえしない。とんだ腰抜け野郎共である。

 それに比べて、この一家の勇敢さはどうだ。彼らの行為こそ、まさに命綱無しでのバンジージャンプだと言えないだろうか。いや、パラシュートなしでのスカイダイビングとさえ言っていい。

 久々に昔(第二次世界大戦終了間際ぐらい)ながらの日本人の勇敢さを感じることが出来、目頭が熱くなるのを抑えられませんでした。  


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